【ハローワーク】失業保険の受給期間延長の申請手続きをしました。

失業保険の受給期間延長の申請手続き 退職

ヨシヲです。

失業保険は、ご自身が働ける状態でないと受給することができません。体調不良などで失業保険の受給ができない場合は、体調不良などの働けない理由が排除されて働けるようになってから失業保険を受給できるように、失業保険の受給期間延長の申請手続きをする必要があります。

実際にヨシヲがハローワークで手続きをしてきましたので、簡単に解説します。

失業保険

失業保険という言葉は聞いたことがあると思います。会社を退職して失業した際に、一定の条件を満たしていれば、雇用保険から失業給付をもらうことができます。現在は「基本手当」が正式名称ですが、「失業保険」もしくは「失業手当」と呼ばれることが多いです。

受給期間

原則として、離職日の翌日から起算して1年間が受給できる期間となっています。この期間内に失業保険の受給をします。1年丸々失業保険が受給できるという意味ではなく、実際に何日間失業保険を受給できるのかは、退職理由、被保険者期間、退職時の年齢などにより様々です。1年間のうちに、自分が受給できる日数分を受給するという形です。

また、退職理由が自己都合か会社都合かにより、受給を開始できる日が異なります。会社都合であれば、ある程度すぐに受給が開始されます。しかし、自己都合の場合は、退職は自分自信の責任ということになりますので、3ヶ月間の給付制限の期間が設けられており、すぐに受給を開始することはできませんので、注意が必要です。

受給資格

失業保険の目的は、ハローワークのページに以下のように記載がありました。

雇用保険の被保険者の方が、定年、倒産、契約期間の満了等により離職し、失業中の生活を心配しないで、新しい仕事を探し、1日も早く再就職していただくために支給されるものです。

https://www.hellowork.mhlw.go.jp/insurance/insurance_basicbenefit.html

再就職するということが目的ですので、就職活動を行っていない人は対象外となります。

残念ですが、妊娠、出産、育児(3歳未満)、病気、怪我などにより、本当は働きたいけど働けないという方は対象外となってしまいます。

受給期間の延長

例えば体調不良により会社を辞めることになり、しばらくは無職のまま静養するという場合、就職活動は行いませんので、失業保険を受給することはできません。体調不良の快復に時間がかかってしまった場合、いざ就職活動を開始しても、失業してから1年間という受給期間を過ぎてしまうと、失業保険を受給できなくなってしまうのです。

この救済措置として、妊娠、出産、育児(3歳未満)で病気、怪我などによりすぐに就職活動が行えない人は、受給期間延長を申請することができます。延長できる期間は最大で3年間となっており、本来の受給期間の1年間と合わせて4年間ということになります。この4年間のうちに、失業保険を受給し終えることができれば良いのですが、受給し終えない場合、その分は失業保険は受給できませんのでご注意下さい。

申請に必要なもの

色々調べてみたのですが、ざっとこんなところです。しかし、私が調べた資料によって内容が微妙に違いました。実際にはハローワークに問い合わせて確認して下さい。私も事前に電話して確認しました。

受給期間延長申請書

ハローワークでもらえます。複写式の紙でしたので、事前にHPからダウンロードして印刷するというものではないようです。また、郵送してもらうということも可能のようです。

記載の内容については、特に難しいことはありませんが、不明な点があればハローワークの職員の方に聞けば教えてくれます。

離職票

離職票は、「離職票−1」と「離職票−2」があります。退職した会社からもらっているはずです。もらっていないという方は退職した会社に確認して下さい。私の場合は、退職して一週間弱で郵送されてきました。

延長理由を証明する書類

診断書や母子手帳が必要という資料もありましたが、私の場合は心療内科の診察券だけでOKでした。これはご自身の働けない理由によって違うと思いますので、ハローワークに確認された方が良いと思います。私は最初医師の診断書が必要なのかと思っていましたが、診察券を見せるだけOKというのは、なんかちょっと、、、どうなんでしょうね。診察券だけでは、現在通院しているかどうかも分からないのに。

身分証明書

免許証などの一般的な身分証でOKです。

印鑑

資料によっては必要とありましたが、私の場合は求められませんでした。というか持っていくの忘れました。念のため持っていけば安心かと思います。

管轄のハローワーク

これは結構大事なんですが、ハローワークには管轄という考え方があります。求職活動はどこのハローワークでも良いそうですが、失業保険の手続きは、自分が住んでいる自治体の管轄のハローワークに行く必要があります。交通の便が良いからという理由で管轄外のハローワークに行ってしまうと手続きができませんので、ご注意下さい。

例として、埼玉県のハローワークの管轄MAPを掲載します。

ハローワーク春日部の紹介

というわけで、私はハローワーク春日部に行ってきましたので、簡単に紹介します。

ハローワーク春日部は、駅から遠いです。歩くと30分くらいかかります。春日部駅からバスが出てまして、バスに乗れば15分くらいです。

ハローワーク春日部の最寄りのバス停は、「かすかべ温泉」です。かすかべ湯元温泉という温泉施設があります。私が行ったときは休業中でした。

かすかべ湯元温泉

ハローワーク春日部は、かすかべ湯元温泉の真向かいにあります。春日部湯元温泉を背にすると正面に見えます。かすかべ湯元温泉の駐車場を抜けて、道を渡ったところにあります。

ハローワークを遠くから眺める

正面から見るとこんな感じです。天気も悪かったのですが、施設の外も中も、なんか負のオーラが出てるような・・・まぁそりゃそうですよね。何か問題をを抱えている人が集まるわけですから。職員の皆さんも楽しく談笑なんかできないでしょうし。

ハローワーク春日部

入り口に、施設の案内板がありました。入ってすぐに総合受付がありますので、そこで何しに来たのかを言えば、案内してくれます。

ハローワーク春日部の案内板

ハローワークの近くにあった看板です。なんかもう哀愁漂いすぎて切ないです。

くたびれた案内板
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