体重が増えすぎて減量手術(腹腔鏡下スリーブ状胃切除術)を受けることを決意したヨシヲです。手術の前にある程度体重を落とす必要があるので、現在ダイエット中です。MAXから9キロ痩せたので、とりあえず何をしてきたのか?ということを書いておきたいと思います。
術前の減量について
1月下旬に自己最重量記録の129kgを叩き出しました。これはヤバいということで、減量外科の門を叩いたわけです。4月に減量手術を実施することになりましたが、そのためには術前に減量しておく必要があります。
2月に病院で検査をした際に123kgあり、119kgまで減量しようということになりました。
ダイエットを進めており、3月下旬時点で120kgになっています。およそ2ヶ月で、9kgの減量に成功しました。
取り組んでいたダイエット方法
参考になるかはわかりませんが、私が取り組んでいたダイエットについて書いておこうと思います。
食事関係
16時間ダイエット
巷で流行っている16時間ダイエットです。1日のうちに16時間は何も食べないという方法です。ファスティング(断食)の一種で、取り組みやすいということで人気があるようです。16時間も食べないというと大変に思えますが、睡眠時間も含めて良いので、例えば、夕食を20時までに済ませて、翌日の12時の昼食までは何も食べないというものです。この間も水やお茶は飲んでも大丈夫です。
注意点がありまして、世の16時間ダイエットに関する情報(本とかWEBとか)には、絶食期間の16時間以外、つまり8時間の間は何を食べても良いと書かれていることが多いです。これが要注意ポイントです。
8時間の間であれば何を食べての良いから簡単だよ!っていう人は、我々ワガママボディ側(要は肥満)の事を知らないのだと思います。我々は8時間もあれば、必要以上のカロリーを摂取することが十分に可能なのです。16時間の断食明けのお昼に特盛ラーメン食って、おやつの時間に牛丼大盛り食べて、そして夕食を存分に食べる。肥満の人はこれが余裕なんですよ。(人にもよりますが・・)
言いたいことは、8時間の間であれば何をどれだけ食べても良いというのは嘘です。その間であってもカロリー等のコントロールは必要だという事を声を大にして言っておきたいと思います。
ちなみに、私の場合は、やったりやらなかったりです。夕食を遅い時間に食べるのは避けていますが、朝食を食べた時は、「よし!今日の活力源を摂取したぞ!」と解釈し、朝食を食べなかった時は、「よし!16時間ダイエットを実践したぞ!」と解釈するようにしています。なんだそりゃって感じですが、そのくらい緩々の方が良いのかなって思ってます。
糖質を抑える
これも良く言われていることです。三大栄養素の内、糖質の摂取量を抑えるようにします。おそらく肥満の方は必要以上の糖質を摂取しています。だって美味しいですもん。そりゃ食べますよ。糖質完全カットは難しいし、とりあえずは糖質を普通の量にするだけでも違うと思います。大盛り!って言わないだけで、変わってくるんじゃないかな。
食べる順番
これも良く聞く話ですが、野菜→タンパク質→糖質の順番に食べるようにします。最初に糖質からガツガツ食べてしまうと、急激に血糖値が上がってしまいます。先に野菜を食べることで、野菜に含まれる食物繊維が糖質の吸収を穏やかにしてくれ、血糖値の急上昇を防ぐことができます。トクホ(特定保健用食品)の商品で、そういうのよく見ますよね。そのようなトクホの商品には、難消化性デキストリンが入っていることが多いです。
難消化性デキストリン
何それ?という方もいらっしゃるかと思いますが、難消化性デキストリンとは、トウモロコシのデンプンから作られた食物繊維です。有名なダイエット向け商品(キリンメッツコーラ、からだすこやか茶Wとか)に含まれています。
私は、難消化性デキストリンを買ってきて、自作トクホを飲んでます。普通にAmazon等で買えます。価格もそれほど高くありません。ほぼ無味無臭の水溶性ですので、お茶に混ぜてもよし、コーヒーに入れてもよし、味噌汁なんかに入れても良いかもしれません。これを食事の前に飲むことで、最初に野菜を食べるのと同じような効果が期待できます。
デメリットは、あんまり取りすぎると、おならが出ます。食物繊維が豊富なごぼうを食べるとおならがでるなんて話もありますし。
このようなシュガーポットに入れて使うのが便利です。
ツール
これは本当に大事なことだと思いますが、数値で測れないものは管理できません。摂取カロリーにしろ消費カロリーにしろ、数値で測ることができなければ、どれだけ食べて良いのか、どれだけ消費する必要があるのか全くわかりません。
それはまるで、暗闇の中でどこにあるのかわからないゴールに向かって走っているようなものです。さらにどのペースで走れば良いのかもわからない状況です。
自分の基礎代謝がどれほどで、どの程度のカロリーを摂取していて、どの程度のカロリーを消費しているのか。いつまでに何キロ痩せるためには、1日にどれだけ食べて良くて、どれだけ消費する必要があるのか。これが分からない状況でダイエットを進めるのは辛いです。
全力で突っ走って、途中で息切れして走るのを止めてしまう人もいるでしょう。人によってはマイペースで進んでいるつもりが、その場から全く動いていなかった(むしろ後ろ向きに歩いていた)なんてこともあるかと思います。
カロリーを正確に把握することはできません。ざっくりでも良いのです。ざっくりでも良いから数値化して自分の目に見えるようにすることが大事です。そのためにツールが必要になります。
私は、あすけんというサービスを使っています。ざっくりですが、消費カロリーや摂取カロリー、その日に摂取するべきカロリー、消費するべきカロリーが見えるのでダイエットのペースを作ることができます。あすけん以外にも色々なサービスがあると思います。自分の感覚でダイエットをするよりも、このようなツールに頼る事を強くお勧めします。
結局は運動
ダイエットは、摂取カロリーと消費カロリーの戦いです。摂取カロリーを減らせば痩せていくとは思います。ただ、やっぱり理想としては、摂取カロリーを程々に減らして、消費カロリーを増やすのが良いのだと思います。
ただし!やはり注意点がありまして、肥満の方が無理に運動をしてしまうと、膝だの腰だのにダメージを負ってしまう事があります。運動の際は、自分の体と相談しながら無理のない程度で行うようにして下さい。
散歩
まず、肥満の人は走っちゃダメです。膝壊すし、肥満が走るというのは過酷で長続きしません。散歩が良いと思います。消費カロリーは体重に比例するので、肥満の方は歩くだけでも結構なカロリーを消費することができます。
草野球
これは私の個人的な趣味ですが、たまに草野球をやってます。草野球の消費カロリーがどの程度のものかは分かりませんが、好きでやってるわけだし、家で寝てるよりは良いし、気分転換にもなります。
先日の野球の練習で軽く肉離れになったような気がするのは内緒です。
ロードバイク
肥満の方には自転車がお勧めだと思います。自転車は相当な消費カロリーがあるものの、ランニングよりも長い時間、走り続けることができます。また、膝への負担も少ないのが良いです。
ただし、スポーツ自転車(クロスバイク、ロードバイクなど)は、走行性能に重きを置いているので、耐荷重には要注意です。
現在のヨシヲ
こんな感じです。
体重:120.2 kg
体脂肪率:33.5 %
BMI:39.25
徐々にでも体重が減っていくと嬉しいですよね。
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